【18歳の二人の相談】
静かな公園。
ベンチに二人並んで座っていた。
落葉樹の葉が、公園中に敷き詰められていた。
木々の間から、弱々しい陽が差し込んでいる。
この世に誰もいない、二人だけの空間と時間。
まるで、空気も時間も停止しているようだった。
・
・
・
しばらくして、現実に引き戻された。
「俺、大学進学、止める。」
秀雄がポツリと言った。
「え?」
「俺、働く。」
「どうして?」
「どうして?由美と赤ちゃん、どうするんだよ。」
「私が産んで育てるから、秀雄は大学進学して!」
「産んで育てる?どうやって?
赤ちゃんがいたら、仕事にも行けないじゃん。」
「なんとかするもん。」
「由美。結婚相手は俺でいいのか?」
「え?結婚?」
「子供を産むなら、結婚しないとマズイだろ?」
「ぁ、考えてなかった。」
「結婚するなら、親の承諾が必要だな?
未成年だもんなぁ。」
「どうしたら、いいの?」
「お互い、両親に話してみよう。」
「私のお父さん、怒るかな?」
「俺は由美の両親に会ったことがないから、わからん。」
「どうしても両親に話さないとダメ?」
「当たり前だろ?結婚して子供産みたくないのか?
中絶するのか?」
「そんな言い方しなくてもいいじゃん。」
涙が流れた。

ベンチに二人並んで座っていた。
落葉樹の葉が、公園中に敷き詰められていた。
木々の間から、弱々しい陽が差し込んでいる。
この世に誰もいない、二人だけの空間と時間。
まるで、空気も時間も停止しているようだった。
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しばらくして、現実に引き戻された。
「俺、大学進学、止める。」
秀雄がポツリと言った。
「え?」
「俺、働く。」
「どうして?」
「どうして?由美と赤ちゃん、どうするんだよ。」
「私が産んで育てるから、秀雄は大学進学して!」
「産んで育てる?どうやって?
赤ちゃんがいたら、仕事にも行けないじゃん。」
「なんとかするもん。」
「由美。結婚相手は俺でいいのか?」
「え?結婚?」
「子供を産むなら、結婚しないとマズイだろ?」
「ぁ、考えてなかった。」
「結婚するなら、親の承諾が必要だな?
未成年だもんなぁ。」
「どうしたら、いいの?」
「お互い、両親に話してみよう。」
「私のお父さん、怒るかな?」
「俺は由美の両親に会ったことがないから、わからん。」
「どうしても両親に話さないとダメ?」
「当たり前だろ?結婚して子供産みたくないのか?
中絶するのか?」
「そんな言い方しなくてもいいじゃん。」
涙が流れた。
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